定例

20050511chiba-a.jpg千葉で工事中の住宅の現場です。壁面の断熱材、サッシが入り、内部の工事・外部の工事が進んでいます。

設計者の仕事の一つとして現場監理業務というのがあります。
クライアントから委託され、第三者として工事業者や現場が設計図通りに進んでいるか、手抜き工事は無いか、現場を設計図書では解らなかった部分の指示など、クライアントと現場の間に立って打ち合わせ・指示・連絡などを行います。
工務店に直接頼んでも家は建ちます。ただ、本当に問題ない工事が行われたかという部分に置いては工務店を信頼するしかなくなります。契約上では監理業務の金額の比率はとても低いのですが、実はここが重要で大変でもあり、面白い期間でもあります。竣工まで週一回千葉へ通います。

 風の吹くまち

20050511.jpg今日は千葉で工事中の住宅の現場へ。。。
(現場のコトは明日書きます。)
で、その帰りにさらに先の銚子方面へ行ってきました。工事中の住宅もゾーンで言えばほぼ銚子です。現場で各業者さんと打ち合わせをする中で、風とそれに伴う雨の話がとても多く出てきます。地元では無い私に、当地の風と雨の強さ・それに対応するためにはどれぐらいのコトが必要か。。。そんな話を色々教えてくれます。実際体験した訳ではないのですが、彼らの話かたからどうやら大変らしいということが伝わってきます。そして、住宅の細部にはその土地特有の対策が施されます。

そんな打ち合わせを現場でした後に銚子へ。。。


途中風力発電の風車がいっぱいある土地を通りました。とても大きな風車が力強く回転しています。


壮観です。


風は体で感じるモノ。。。そう、思っていたコトが目の前に視覚化され、さらにそのエネルギーを見せつけられると感動します。なるほど。。。ここの人たちは風を見続けて、風と一緒に暮らしているんだなぁ。。。と、彼らには当たり前のことでしょうが目の前に風を見せられると少し実感が沸いた気がします。


幼少期は神戸の山の中で育ちました。冬の風、夏の風。海の風。

昔は感じていたことを、最近忘れて来ているのかもしれません。東京に住んでいるとそんなちょっとしたことを感じること、そういった感覚が鈍くなってきているのか。。。都内で設計する時にも、こういったちょっとした風が感じれるようにできればなぁと想い設計していたりもします。週に一回、片道2時間半近い旅ですが。自分にとってとても良い時間です。

 物件探し。

20050510fmove.jpgデザイン事務所のオフィスを移転しようかと。。。そういう相談がかなり前ですがありました。色々な方向性を一緒に考えたのですが、現在はマンションの一室を改装して事務所にする方向で物件探しをしています。予算と広さと場所。希望に叶う物件というのはなかなか見つかりません。改装するとはいえ、クライアントにぴったりくる物件。気長に探しています。。。

土地とかマンションとか有る意味出会いというか縁というか、あ!って瞬間があったりなかったり。なかなか難しいですね。希望の場所で希望の金額以内で、これだ!!っていうのが見つかったと思ったら、曰く付きの物件だったというのが最近のオチでした。とても恐ろしくて書けませんが。。。事務所として利用するので、広く使えるところは限りなく広く。そう考えて壊せる壁、壊せない壁。設備関係の移動を最小限に抑えて無駄なコストの省力化。。。リフォームをすることも考えて物件から探すというのも面白く、難しいです。かれらも気長に。。。なんて言っていますが、早く良い物件に出会えるといいなと。。。物件探しは続きます。

 ドイツ・デザイン・ラボ

20050509d-news.jpg今年は”日本におけるドイツ年”ということで色々なドイツ関連のイベントが行われるそうです。さっきラジオで聴いて気になったのが
20050509Dlab.jpgドイツ・デザイン・ラボ@代官山ヒルサイド
各分野の第一線のデザイナーや専門家が来日しドイツデザインの現状と展望を語る。。。というイベントだそうで、なかなか興味深いです。ドイツへは行ったことが無いというか、どうも喰わず嫌いな部分があるのですが、最近目にする様々な情報のせいでとても気になります。    +ドイツデザインニュース    

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