風の吹くまち

20050511.jpg今日は千葉で工事中の住宅の現場へ。。。
(現場のコトは明日書きます。)
で、その帰りにさらに先の銚子方面へ行ってきました。工事中の住宅もゾーンで言えばほぼ銚子です。現場で各業者さんと打ち合わせをする中で、風とそれに伴う雨の話がとても多く出てきます。地元では無い私に、当地の風と雨の強さ・それに対応するためにはどれぐらいのコトが必要か。。。そんな話を色々教えてくれます。実際体験した訳ではないのですが、彼らの話かたからどうやら大変らしいということが伝わってきます。そして、住宅の細部にはその土地特有の対策が施されます。

そんな打ち合わせを現場でした後に銚子へ。。。


途中風力発電の風車がいっぱいある土地を通りました。とても大きな風車が力強く回転しています。


壮観です。


風は体で感じるモノ。。。そう、思っていたコトが目の前に視覚化され、さらにそのエネルギーを見せつけられると感動します。なるほど。。。ここの人たちは風を見続けて、風と一緒に暮らしているんだなぁ。。。と、彼らには当たり前のことでしょうが目の前に風を見せられると少し実感が沸いた気がします。


幼少期は神戸の山の中で育ちました。冬の風、夏の風。海の風。

昔は感じていたことを、最近忘れて来ているのかもしれません。東京に住んでいるとそんなちょっとしたことを感じること、そういった感覚が鈍くなってきているのか。。。都内で設計する時にも、こういったちょっとした風が感じれるようにできればなぁと想い設計していたりもします。週に一回、片道2時間半近い旅ですが。自分にとってとても良い時間です。


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